学生時代、どのような学生でしたか？

やってみたいことはとりあえずなんでもやってみて、途中で諦めても全然いいと思っている人間でしたね。

高校生のときは放送部に所属されていたそうですが、何か入られたきっかけがあるんですか？

あるんですよ。中学校時代は野球部でピッチャーをやらせてもらっていて、ちょっと花形じゃないですか？ すごい楽しかったというか、いわゆる主人公をやらせてもらって、野球部で体はある程度動くことが分かったんです。 じゃあ次何にしようかってなった時に、体を動かした次は声を使ってみようかなと思ったので、高校に入学したら合唱部に入る予定でした。 でも、合唱部があるって聞いていたんですが、入学してみたらそんな部活はありませんでした。 そこで、「声を使いたいなら放送部に入れよ」って当時の放送部の顧問先生が言ってくださりました。 まあ、その人が騙した張本人になるんですけど(笑) その放送部に入ったタイミングで自分の声を使うのが楽しくなって、 大学で軽音部に入って歌を歌うようになったりしたので、今思えば良いきっかけだったなと思います。　

研修を受けてみてどうでしたか?

研修自体はすごい手厚かったイメージがあります。 基本的には何が行われているかを言葉で説明してもらって、その後に実際自分もやってみましょう、という流れで 段階的だったので初心者に優しいというか、安心できましたね。 なので、いきなり「営業行ってみろ」だったり「自分で撮影してみろ」みたいなことは全く無くて、変な勢いは無かったです。

実際に制作課に配属されてどうですか？

制作課に配属されて大体4ヶ月弱になるんですが、 ニュースの取材だったり生放送中のスーパー(テロップ)だったり、今は音声のことをやり始めています。 配属が決まった当初よりは、自分は何をするべきなのかを考えながら行動できるようになってきました。

どういったお仕事が好きですか?

僕は、元々学生時代に部活で声を使うことをメインでやってたので、ナレーションを撮るときが、一番楽しいですね。

仕事をする上で印象に残っている出来事はありますか？

以前、撮影でイルミネーションを撮りに行ったんですよ。出雲市役所とか今市のアーケードとかを撮影しました。 実は、その前に別の取材が1個入っていて、疲れ切っていたんですよ。 「もう疲れた」ってなってる時に、その疲れた自分をそのイルミネーションが癒してくれたんです。 撮影をしながら、例えば今回のイルミネーションだったら見て癒されるとか、 行ってみたいなと思ってもらえるような映像を撮らないといけないんだなっていうのが、自分の経験を通して分かったというか、印象に残っています。

これから挑戦したい事ってありますか？

icvはいろいろな新しい取り組みをしていて、サービスだったらでんきサービス(Vでんき)を一昨年から始めてます。 キャッチアイという番組も30周年を機に新しくなりましたし、うちの会社もどんどん新しく、より良いものへと変化しています。 これからテレビの視聴者も変わっていくと思うんですよ。 icvって割と対象の年齢が高いんですよね。 なので、今までだったら、おじいちゃんおばあちゃんに喜んでもらえる番組、その家族が見て喜んでもらえる番組がメインだったんと思うんですけど、 これからは、そこに囚われる必要は無くなってくるんじゃないかなって思って、 いろんなジャンルの番組をこれから作れたらいいなって思っています。これはちょっと大掛かりだな…

出雲ケーブルビジョンはどんな会社ですか？

働きやすいかと言われたら、絶対働きやすいです。 例えば、これを取材したいとか、自分がこういう編集したいってなってる時に、良くも悪くも任せられます。 ですが、「やるからには全責任取れよ」って感じは全くありません。 実際、責任は取らなくてもいいわけではないんですけど、「とりあえずやってみたら?」っていう風に経験をさせてもらえる瞬間が多くて、 もし失敗したとしてもフォローももらえますし、何をするにしても「これをやってみたい」って言えば「全部教えてあげるよ」から始まるし、 「これ分かりません」って言えば、「これはこうやるんだよ」って感じで教えてくださるので、そういうところはすごい仕事がしやすい会社かなと思います。

最後に学生の皆さんにメッセージをお願いします

この会社は、とりあえずやってみようという行動力のある人間が重宝されますね。そういう精神を心がけてた方が自分的にも楽です。 「私は特技がないから…」とか「資格がないから」っていう人たちも、とりあえず"何でもチャレンジする精神があります"っていう人を目指せば、割といろいろなことができるようになります。これから先就職先考えている人たちたくさんいると思うので、とりあえず学生時代から何かをやってみる。 諦めてもいいので、とりあえずやってみるというのは大事なのかなと思います。